和敬点＆トマトの甘露煮～☆

 

 

 

 

 

処暑とは名ばかりの　茹だるような 暑さの中、、、

泳ぐように 先生宅の門に 辿りつきました。　

　

 

瑞々しい路地の両側には　濃い緑を纏った夏の花が

元気そうに　　こんにちは～♪　　

 

インターホンを押して　ソロソロと格子戸を開けると・・・、

奥の方から　ヒンヤリとした空気が　流れてきて・・・・　　

　　　わぁ～、気持ちがいい　

 

 

茶室に身をすべらすと、

お床には　勇壮な　『 滝 』　のお軸と　

色とりどりの 茶花が　涼やかな佇まいを 醸し出していました。

 

 

 

 

お床の花に見惚れていると、

背後から先生のお声がして・・・　　　　　　　　

 

お稽古前にどうぞ～♪

 

 

お盆には、冷たいグリーンティー　と　先生お手製のトマトの甘露煮が

緑と赤の彩り美しく　並んでいました。

 

“　完熟のトマトをたくさん頂いたから・・・煮てみたのよ。”

 

一口いただくと・・・、　

トロリとした舌触りと　ジュワーッとした甘さ　＋　シャリッとした酸味まで効いて

見事な変身術にかかったトマト～♪

 

とっても美味しくて・・・・

あっと云う間に　姿が見えなくなりました。（＾＾ゞ

 

さすが　先生！！　

栄養士としての先生の力量を　実感しました。

 

 

 

 

さて、

今回は　和敬点　のお稽古でした。

 

これは久しぶりで・・・・　そう、６～７年ぶりかな。

おままごとみたい　と　最初の時は　思ったけど・・・

今回は　どうかな。　

 

 

ちなみに

和敬点は　十四代淡々斎が考案された茶箱点前で、

屋外でも　どこでも　容易にお点前ができるように工夫されています。

 

茶箱の中には、　大小二碗重ねた茶碗に　古帛紗を二つ折りにして入れ、その上に棗を、

茶筅筒、茶巾筒、振出し、茶杓を茶碗の上に伏せ、その上に 帛紗が置いてあります。

 

十五代、鵬雲斎大宗匠は、先の戦争で、徳島航空隊に転属した際に　

父の淡々斎より　茶箱を頂いたそうで、それで、

訓練の合い間に、戦友に茶を点てあげたそうです。

 

出撃を前に一服所望した戦友、

飲んで出陣していった戦友の顔を 忘れない、

という話を　大宗匠から 聞いたことがあります。

 

そんな思いを含んだ　お点前　と思うと・・・

終戦の　この月は　感慨深いですね。

 

 

お点前は・・・

つなぎの部分で　忘れたところはあったけど、

お柄杓も使わないし、一つひとつの所作は　共通なので　

わりとスムーズにできました。　　（と、あまい自己採点ですが。。。（＾＾ゞ　）

 

 

 

帰宅後　

あの　トマトの味が　忘れられなくて・・・

さっそく作ってみることにしました。

 

湯むきしたトマトを鍋に入れて　

砂糖と　お酢を少々で　煮込むとか。。。

 

砂糖もお酢も　適当量　ということなので・・・

なんちゃって　の　ささにしきの出番です。（＾＾ゞ

 

Ｍｙ菜園の　ミニトマトがたくさんあったので

それで作ってみることにしました。

 

お砂糖は・・・大さじで、２～３杯　かな。

お酢は・・・小さじで　１杯　ぐらい。

 

水は全く入れずに、弱火で　コトコト 煮て・・・。

 

トマトから出た煮汁が殆ど無くなるまで・・・

２０分ぐらい　煮ました。

 

 

なんちゃって料理は・・・・　

トマトジャムみたいな。。。

 

 

 

　　　　　　　　　　家人に　試食して貰うと・・・

 

　　　　　　　　　　う～ん、イチジクに似ているね

 

 

　　　　　　　　　　そういえば・・・

　　　　　　　　　　そうだね～☆☆☆　　(*＾ε＾*)