引千切 と 釣釜~☆
『 引千切(ひきちぎり) 』・・・
桃の節句にいただくお菓子です。
なんでも、
宮中の儀式に使われたお餅だそうですね。
今日のお稽古には 是非使いたいと、先生、
いつもの 『みちのく』さんに お願いして 作っていただいたそうです。
お餅の部分は ひきちぎったような形をしていて
ヨモギの香りがプ~ンとして とても美味しいです。
その上には きんとんが乗っていて
真ん中に小豆が1個乗っかっています。
素朴ながらも 上品な甘さが 口中に広がって・・・
幸せいっぱいの気分になりました~♫~♬
こちらの今日は
春特有の強い風が 冬将軍を引き戻したみたいで
雪までも コラボして・・・
大変な寒さになりました。
身を縮めながら 先生宅へ向かいます。
お茶室に身をすべらすと
釣釜が設えてあり、
炉中では 炭火が 真っ赤に燃え滾っています。

そう、3月なのだから。。。
釣釜は 好きなお稽古です。
なぜって・・・
五徳が外されているので
炭手前が ユッタリして遣り易いし・・・
お釜も軽いので、持ち運びがラクなのです。
お稽古は
初炭手前と 流し点。。。
こころも身体も ユラユラと暖かいひとときです。
打ち明け話しですが。。。
釣釜のお稽古は 正直言って 助かりました。
嫁ちゃんが 体調不良で ダウンして・・・
ここ数日 マゴと一緒の暮らしでした。
で・・・
マゴの 抱っこ責め にあって・・・、
腕も肩も ミシミシWWW 悲鳴を上げていましたから。。。
そんなわけで・・・
軽い吊釜でのお稽古は
ラッキーでした~☆☆☆ (*^ε^*)