食わず嫌い~☆
『 美しい”花” がある、 ”花”の美しさ という様なものは ない 』
最近読んだ本、植松三十里著の『雪つもりし朝』には
元首相・吉田茂氏の片腕 とも言われている 白洲次郎の名前が
チョクチョク出てきて・・・
図書館で 彼の著書を探してみると、
それは見当たらなくて、代わりに
白洲正子氏の作品が ズラリと並んでいる。
食わず嫌いは 食べ物だけでなく、
人物に関しても 大なり小なりあって、
この手の人たちにも それが 若干あったけれど・・・
ブレーキをはずして パラパラ捲ってみると、
韋駄天お正 といわれるだけあって
じゃじゃ馬で 歯切れがよい文章力にはグイグイ引き込まれ
審美眼、本質を言い当てる小気味よさには
溜飲が下がることも 度々で。。。
そう成れば 成るほど
元首相の懐刀 とか 新憲法の生証人 とかいう
いかついイメージの 白洲次郎の影が 薄くなるばかり。
知り得ない世界のパンドラの箱が開きつつあるのは
何だか面白いようで・・・ コワいような気もする。
本を読みながら煮た黒豆。
意外にも美味しく出来ました。@@;
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